カメラ!カメラ!カメラ!
2009年 04月 09日
アズテック・カメラというバンド、というかロディー・フレイムひとりですが。お洒落とか、青春の甘酸っぱさみたいなイメージで語られることが多い。確かに、このファーストを聴くとそういった印象を受けます。しかし、ほんとは、ものすごく攻撃的な音楽なのではと思うのです。それは表面的というよりかはもっと内面的な部分で。パンク以降の音楽を誰もが模索していた時代、ときにアコースティックに、ときにソウルフルに、ときにスパニッシュにと、いずれも奥行きのある、ある意味「渋い」音楽のフォーマットを自分なりに消化し、反発への反発といいますか・・・パンクを否定して結局音楽的にはパンクになっちゃっているハードコアより、ひねくれているというか、逆に攻撃的に感じます。スタイルカウンシルにも同じ印象をうける。いまやこのふたつは自分の中の80年代にとって外せない存在です。あとスミスも。
by phlegmaticarmy563
| 2009-04-09 02:44